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    最終更新:2004.05.31

MM201/081025・081026

機械工学実験・工作実習
Experiments in Mechanical Engineering and Material Processing


【担当教官】 藤原 順介 (ふじわら じゅんすけ)
【教官連絡先】 06-6879-7261
【履修対象】 応用理工学科機械工学コース(3年次)
【単位数】
【セメスター】
【受講要件】
【概要・目的】 機械工学に関する実験を体験することにより、現象に対する理解を深め、基礎的な実験技術や実験結果の解析方法を習得することを目指す。また、種々の工作機械による加工作業を通して、機械加工の原理、その機構、仕上げ面の状態の違いなど工場作業の実際について習得する。あわせて、実施時の安全に関する講義を行う。



【授業計画】( )内は講義回数


 安全教育概論(1回)
機械工学実験、工作実習を安全に受講するための説明を行うとともに、結果の整理の仕方、レポートの書き方についても指導する。
 
 熱伝導動特性(1回)
細長い金属棒の一端を急速加熱した場合について、棒内部の温度分布の時間的変化を測定し、熱伝導特性を調べるとともに、定常状態での軸方向の表面熱伝達係数の分布を推定する。
 
 高分子材料の引張り及び応力緩和試験(1回)
代表的な高分子材料であるポリエチレンの試験片を用いて、引張り試験と応力緩和試験を行ない、高分子材料の材料特性を理解する。
 
 引張り試験による複合化構造体の強度評価(1回) *当研究室担当分 M1-123にて
複合化構造による弾性特性の強度評価方法について、受講者自身によるアクリル板を用いた試験片の製作と引張り試験の実施を通じて習得する。
 
 NCプログラミングの基礎(1回)
NCプログラミングによる作業指令の基礎を理解し、位置制御によるメカトロニクス機器への作業指令の長所と短所について考察を加える。
 
 機械工作実習(8回)
金属部品を製作するために、旋盤(回転体部品の製作)、ボール盤(穴あけ,ねじ加工)、フライス盤(回転工具による柱体の加工)、形削り盤(バイトによる柱体の加工)、研削盤(平面精密仕上げ加工)、ラッピング(焼き入れ鋼の平面の超精密仕上げ加工)、溶接(鋼板のアーク溶接)、NC工作機械(NCプログラミング作成)など各種工作機械を用いて、機械加工の実態を体験し、幅広い知識の習得をめざす。
  



【教科書】 特定の教科書は用いない。
【参考文献】
【成績評価】 毎回レポートを提出
【オフィスアワー】 火曜日16:00〜17:00 ※ただし,都合により変更となることもある。
【コメント】 本実験、実習を受講する学生は、レポートの書き方、作業服、作業靴等について、最初の時間に注意を与えるので欠席しないこと。












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