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MM044
材料力学応用
Advanced Methods of Strength of Materials
【担当教官】 |
中谷彰宏(なかたにあきひろ)、久保司郎(くぼしろう)、尾方成信(おがたしげのぶ)、阪上隆英(さかがみたかひで) |
【教官連絡先】 |
06-6879-7244(中谷), 06-6879-7304(久保), 06-6879-4120(尾方), 06-6879-7305(阪上) |
【履修対象】 |
応用理工学科(2年次) |
【単位数】 |
2 |
【セメスター】 |
4 |
【受講要件】 |
材料力学 |
【概要・目的】 |
「材料力学」に引き続き、荷重を受ける部材の応力、ひずみおよび変形を求める力学的解法について講義する。特に、釣合いと同時に変形を考慮しなければならない不静定構造物における応力、変形の問題、ならびに構造物の設計と密接に関連した問題を中心に説明する。 |
【授業計画】( )内は講義回数
- エネルギー原理とその応用(2回)
- 構造材料が力をうけたときの変形を計算するときに有用なエネルギー原理について説明し、その応用について述べる。
- 簡単なトラス構造(2回)
- 部材が軸方向の力のみをうけるトラス構造に生じる内力の求め方について述べる。釣合い式のみから内力が求められる静定トラスト、および変形を考慮する必要のある不静定トラスの扱い方について論じる。
- 設計にかかわるねじり問題(2回)
- 設計に関連したねじり問題として、伝動軸の問題、曲げねじりの取り扱い、コイルばねなどについて説明する。
- 不静定はりの曲げ問題(5回)
- 不静定はりに対する支持反力、せん断力および曲げモーメントの分布の求め方、たわみの計算方法について説明する。複雑なはりの例として、平等強さのはり、組み合わせばりなどの取り扱いについて述べる。
- 材料の強さと使用応力(2回)
- 材料の強度、破損と破壊に関する種々の説について説明し、構造物における使用応力を設定する場合の基本について述べる。
- 薄肉円筒および球(2回)
- 薄肉円筒および球に発生する応力の求め方について説明する。関連して、焼きばめの問題を例に取り、組み合わせ円筒における熱応力の計算法について説明する。
【教科書】 |
冨田佳宏他著「材料の力学」、朝倉書店 |
【参考文献】 |
尾田十八他著「材料力学」、森北出版 |
【成績評価】 |
期末試験,適宜演習を行うと共にレポートの提出を求めることがある. |
【コメント】 |
受講者は、「材料力学」をすでに受講している必要がある。 |
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