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    最終更新:2004.05.31

MM001/081001

応用理工学序論 I
Introduction to Mechanical, Materials and Manufacturing Science I


【担当教官】 碓井建夫(うすい たてお)、岡本達幸(おかもと たつゆき)、香月正司(かつき まさし)、阪上隆英(さかがみ たかひで)、渋谷陽二(しぶたに ようじ)、白井泰治(しらい やすはる)、白井良明(しらい よしあき)、田中敏宏(たなか としひろ)、辻 裕(つじ ゆたか)、南二三吉(みなみ ふみよし)、森 教安(もり のりやす)、山本雅彦(やまもと まさひこ)
【教官連絡先】 06-6879-7266(機械系)、06-6879-7523(材料系),06-6879-7569(生産系)
【履修対象】 応用理工学科(1年次)
【単位数】
【セメスター】
【受講要件】 とくになし
【概要・目的】 機械工学、材料工学それぞれが工業技術を支える基盤技術として重要であること、さらにこの2つの工学分野を併せて学ぶことが新時代の技術者、研究者にとって重要になることを、種々の先端的な分野における基礎事項の紹介を通じて理解する。また、機械工学、材料工学の基礎になっている科目の概要や関連事項を紹介することにより、応用理工学科で学ぶ範囲の全体の流れをおおまかに理解させ、科目の重要性を認識させる。



【授業計画】( )内は講義回数


 応用理工学科の紹介と機械工学および材料工学の概論(1回)
応用理工学科で学ぶ範囲の全体の流れを解説する。
 
 A:機械工学の基礎となる固体関連の分野(2回)
材料力学と固体力学の流れ、応力・ひずみ・強度・破壊・破損などの基礎概念、有限要素法・境界要素法・分子動力学法・MC法などの計算機シミュレーションについて解説する。
 
 A:機械工学の基礎となる流体力学関連の分野(2回)
流体力学の意義と位置づけ、揚力と抵抗の制御、コンピューターシミュレーション、非ニュートン流体の力学、機能性流体開発とその力学など、複雑流体の研究を展望する。
 
 A:機械工学の基礎となる熱工学関連の分野(2回)
熱工学の発達の歴史、熱工学関連問題の産業における役割、エネルギーの有効利用とその手法、エネルギーと環境、熱工学に関連するトピックスなどを述べる。
 
 B:材料工学における素材プロセスの基礎(2回)
我々の身の回りの構造材料、電子材料、磁性材料などに鉄、アルミニウム、希土類金属、セラミックスなどがどのように利用されているか、それらの高機能特性を創生するプロセスを通して考える。
 
 B:材料工学における材料物性の理解と機能創生の基礎(2回)
超伝導、磁性、半導体、光材料などの物性基礎を解説する。
 
 B:生産科学における高機能生産システム(2回)
鋼構造物がこれまでに経験した被害事例は、材料の溶接・接合部が絡んでいることが多い。材料構造化の要としての溶接・接合部の特性評価を通した構造信頼性評価技術の最先端について紹介する。



【教科書】 特定の教科書は用いない
【参考文献】
【成績評価】 期末試験(適宜レポートの提出を求めることがある)
【コメント】 A,Bの講義の順番はクラスにより異なる。応用理工学序論IIと相互補完の関係にある。












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