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MM233
固体力学基礎
Fundamentals of Solid Mechanics
【担当教官】 |
尾方 成信 (おがたしげのぶ) |
【教官連絡先】 |
06-6879-4120 |
【履修対象】 |
応用理工学科機械工学コース(3年次) |
【単位数】 |
2 |
【セメスター】 |
5 |
【受講要件】 |
材料力学、連続体力学を履修していることが望ましい。 |
【概要・目的】 |
「連続体力学」の力学理論に基づき、固体の弾性特性を記述する場の方程式の基礎とその応用について講述し、強度や変形特性の理解に必要な基本的解法について述べる |
【授業計画】( )内は講義回数
- 連続体の概念(0.5回)
- 連続体の定義とその適用限界について述べる。
- 直角座標系におけるベクトルとテンソル(1.5回)
- 総和規約、座標変換、スカラー・ベクトル・テンソル、商法則と縮約など基本的なテンソル解析について復習する。
- 保存則と応力(2回)
- 連続の式、Cauchy応力の定義、平衡方程式などについて述べる。
- 物体の運動と変形(2回)
- ひずみの定義、ひずみの適合条件式について述べる。
- 線形弾性体の構成式(2回)
- Hookeの法則、異方性と等方性の構成式について述べる。
- エネルギー原理(3回)
- ひずみエネルギーと相補エネルギー、仮想仕事の原理、最小ポテンシャルエネルギーの原理、カスティリアノの定理、相反定理、解の唯一性について述べる。
- 境界値問題(3回)
- 2次元平面問題とAiryの応力関数、St.Venantの問題などについて述べる。
- 熱弾性問題(1回)
- 熱応力に関連する問題について述べる。
【教科書】 |
井上達雄(著)「弾性力学の基礎」、日刊工業新聞社 |
【参考文献】 |
Y.C.ファン著、大橋・村上・神谷共訳「固体の力学/理論」、培風館、中原一郎(著)「応用弾性学」、実教出版、小林繁夫、近藤恭平(著)「弾性力学」、培風館 |
【成績評価】 |
期末試験(適宜レポートの提出を求めることがある。) |
【コメント】 |
特になし |
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